新宮市議会 2018-09-14 09月14日-06号
大逆事件については、新宮市の特異な出来事であったということの中で、歴史的な経過もありますが、しっかりと子供たちが勉強して、例えば部落差別をなくする水平社は1922年にできたわけですが、それ以前から部落差別をなくそう、あるいはみんな平等であるとか、反戦であるとか、そういった思想を持った大石誠之助がいたということをしっかりと教えていきたい、そういうふうに思っております。
大逆事件については、新宮市の特異な出来事であったということの中で、歴史的な経過もありますが、しっかりと子供たちが勉強して、例えば部落差別をなくする水平社は1922年にできたわけですが、それ以前から部落差別をなくそう、あるいはみんな平等であるとか、反戦であるとか、そういった思想を持った大石誠之助がいたということをしっかりと教えていきたい、そういうふうに思っております。
小学校では、社会科の歴史学習の中で身分制度や水平社運動等についての学習を、中学校では社会科の歴史的分野や公民的分野の学習、また人権・同和特設授業の中で同和問題の歴史や基本的人権侵害の問題について、それぞれ学校教育計画に基づいた学習を行っています。 議員御指摘の点を踏まえ、すべての学校がきめ細やかな計画を立て、いかなる差別もしない、させない、許さない子供をはぐくむよう努めてまいります。
差別を解消するためには、部落の人たち自らが立ち上がり、差別解消の闘いをしない限り、差別はなくならないという考えで、大正11年3月に全国水平社が結成され、一連の運動が始まりました。この運動は、初めは差別者へのいわゆる糾弾闘争が主なものでありましたが、その後、差別を残している社会の状況を正していく動きとなり、次第に、長い差別の結果、奪われた日常生活上の諸権利を取り戻す運動へと進んでいきました。